日本で独自にゲームを売り出す
レイニーフロッグは専門スキルや日本市場に関する知識を駆使し、成功につながるよう最善を尽くしている。日本の消費者へ向けて各ゲームをどのような位置づけにし、どう売り出すのか慎重に策を練るのだ。当然これがベストなアプローチだと考えているが、もし独自に売り込むと決めた場合は、以下のヒントを参考にしてほしい。
1. ゲームのタイトルを日本語にする
日本のeショップを見てみると、売り上げ上位にランクインしている「Dead Cells」や「Stardew Valley」、「Cuphead」などは日本語になっていないため、タイトル変更は必要なのかと疑問に思われるかもしれない。だが実は必要なのだ。これらの3タイトルは特別なケースと言える。世界で人気を博し、口コミで高い評価を得ているため、タイトルが何であろうと売り上げが見込める。だがそうでない場合は些細なものでも助けになるため、まずはタイトルを現地の言葉にするのがいいだろう。ヨーロッパの国々とは異なり、日本では英語が広く使われていない。日本人は難なく英語を読むことができるが、あなたのゲームの知名度が高くなく、他の数多くのゲームと張り合うには、タイトルを日本語にしたほうが常にいい結果が出る。「Frozen(アナと雪の女王)」や「STAR WARS」といった人気の映画も邦題があるくらいだ。